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利島について

世界的にも類例のない日本一の椿油の生産地である椿の島・・・利島

利島は、東京都の伊豆諸島に属し、東京から南に約140kmの太平洋上に浮かぶ美しい円すい形をした島です。

島の周囲はおよそ8km、島の中心にある宮塚山は標高507mと伊豆七島の中では最も小さな島です。現在約300人の島の人達が暮らしています。


利島には島全体の樹木の80%を占める20万本以上の椿林が存在します。
昔から広く一般的には「椿の島」としてあんこ椿などの歌にもなっている伊豆大島が有名であり大島ブランドの椿油が知られていますが、実はここ利島が椿油生産量日本一なのです。


利島では江戸時代に冬期の強烈な西風から集落を守るための防風林としての役目と、幕府の要請に応え椿油を供給するために長い年月をかけて大規模な植林がおこなわれたとの事です。その結果、利島は日本一の椿の島となりました。

椿の花が落ちる2月、3月になると椿林は一面、椿の花の赤いじゅうたんとなり圧巻の風景を観る事ができます。