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想い

私は、利島で生まれ、利島で育ちました。

利島では、古くから椿油が唯一の基幹産業であり、島民にとって大きな収入源でもあります。
椿農家では、夏場は段差のある椿林の草刈りなどの手入れを行い、実の落ちる秋から冬にかけては、一粒一粒を手で拾い集めるという大変な作業を先人から引き継ぎ、二百数十年と続けています。

私の少年期には、真夏の暑さの中、椿林の雑草を鎌で切り熊手で集め、へとへとになったことを思い出します。家族親戚が総出で、日の出から日暮れまで作業をしました。寒風のなかでの椿の実の拾い集めは、子ども心にいやでいやでしょうがなかったという記憶があります。

現在は、機械化の導入で作業の負担はいくらか軽減されましたが、若者が椿産業から離れ、年々、高齢化が進み、お年寄りが重労働を担いながら椿産業を支えているのが現状です。頑張っておられる一人、一人のお顔が目に浮かびます。
このままでは、椿産業の将来が危惧されます。

私自身、母方の祖母(故人)が利島の椿油を買い付け、卸売業を行い、また叔父(90歳)が大島で精油工場を生業としていたこともあり、幼い頃より椿への深い愛着のなかで過ごしてまいりました。

社会人になりカネボウフーズ(現在のクラシエフーズ)での22年間の勤務の中で、カネボウ化粧品の仲間と出会い、親交を深めた事により、化粧品事業が私にとって身近な存在となり、サラリーマン生活にピリオドを打つ決意をさせました。そして椿オイルの可能性を追い求め、付加価値を創造し、微力ながら郷里利島、社会貢献のため(株)椿本舗を設立いたしました。

私たち(株)椿本舗は「人との出会いをいつくしみ、美と健康、そしてやすらぎ提供します」を企業理念とし、皆さまに、利島産無農薬の最高級椿オイルと、弊社提携先企業および研究機関の情熱と英知の結晶の最高品質商品をお届けいたします。

株式会社椿本舗
代表取締役